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2-4.まじかよ
2007 / 02 / 09 ( Fri ) タクシーに乗って上海市内に入ってゆく。市内の様子も北京とは随分と違う。第一に道路が狭い。北京の道路はやたら車線が多く、1ブロックの間隔も長いんだけれども、上海はそれと比較すると随分小じんまりとしている。なんだか東京と似ている。高速道路が高架で走ってるところなんてまさに同じだ。 道端のネオンも多い。しかも、日本語の看板がやたら目につく。「クラブ●●」とカタカナで書かれたネオンが見える。現地の言語に触れることが好きな「言語フェチ」の私としては面白くない。はるばる飛行機に乗ってやってきたのにそりゃないだろう。がっかりだ。 ホテルに着いてタクシーを降りる。代金を払うとお釣りで硬貨が来た。1元硬貨なんて初めて見た。北京では1元は紙幣だったぞ。ちくしょう、モダンじゃねぇか。 なんだかお上りさんのようになりながら「給我发票」といって領収書を請求。一応領収書はくれるけれども、何だかぎこちない。今ひとつちゃんと言葉が通じてる感じがしないのだ。やれやれと思いながらホテルに入り、チェックインを済ませた。荷物を解いてから、先にこちらに来ている上司Hに電話をかけた。 今回の仕事、実は上司が二人いる。MとHだ。二人とも部長なんだけど、管轄する業務が若干違う。普通はこんなことにはならないんだけど、今回はちょっと異例なのだ。ちなみにこの二人、ギャラは同じだがキャラが全然違う。臨月のようにお腹の突き出たMと痩せぎすで慎重が180cmもあるH。享楽主義者なMとストイックなHという感じ。まったく、ブログに書きたくなるくらい良い組み合わせだ。 ちなみに北京初日の夜にはHも同行していたのだが、彼だけ仕事があるからとKTVツアーに行かなかった。当然ながら仕事の進め方も全然違う。ウインドウズとマックを使って仕事をしてるようなもんだから、下っ端の俺たちは苦労が耐えない。昔はMacでExcelを使うと地縛霊でも取り憑いてるんじゃないかと思うくらい遅かったらしいけれど、それに似た感じだ。って、例えがわかりにくいか。 さて、とにかく、今回の仕事。北京にMが行くのと同時並行で上海にはH部長が来ていたというわけだ。上司Hの携帯に電話してホテルの1Fで落ち合う。コーヒーを飲みながら互いの仕事を報告。仕事の話が一段落したところで、Hさんがおもむろに口を開いた。 「さて、今晩はどうしましょうか」 「はぁ??」 俺は我が耳を疑った。 |
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