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2-10.中式KTV
2007 / 02 / 09 ( Fri ) で、向かったのが中国式のKTV。以前、北京で中式に行った時には、映画のセットかと思うほどの電飾ギラギラのド派手な外観に驚かされた。しかし今回も別の意味で驚いた。店はデパートの8階なのだ。人目を忍ぶような店構えの多い日式とはえらい違いだ。あっけらかんというか、これでいいのか? 入り口を入ってすぐに左に曲がるとエレベーターホール。普通に買い物に来ている若い男女が沢山エレベータを待っている。彼らと一緒に階上に昇ってゆく。途中で買い物客が続々と降りて、最上階が目指すKTVだ。 KTVというのは、客が望めば女の子をお持ち帰りできる風俗店だ。そんなものがデパートの上にあるというのが日本的感覚では理解しにくい。だいたい日本じゃデパートの上の方っていったら食堂街だと相場が決まってる。それが中国ときたら。。。 まぁある意味、食べるということには変わりはないんだけれども、そりゃちょっと拡大解釈のしすぎってもんじゃないか? こっちとしては、店に行く段階でそれなりの心構えになっているので、その精神状態の中で明るい照明の下、普通の買い物客と同じエレベーターに乗るのが恥ずかしいというか、違和感がある。でも、同行している中国人チームの面々はまるで気にしている様子もない。これはやはり国民性の違いなのか。まぁ、そう考えると日式KTVのあの独特の造作は、日本人の心情を汲んだものになっているのに違いない。 8階でエレベーターの扉が開くと、そこはゴージャスな空間が広がっていた。だだっ広いロビーの受付を越えて奥に入ると沢山の席が並ぶ大ホールだ。その横に並んでいる個室も一つ一つが広い。内装もかなり金がかかっていそうだ。案内された部屋は大部屋。ソファの向こうにテーブルがあり、その上にワイングラスが並んでいる。後で聞いたら、ここは上海でも最高級クラスの店だったらしい。 リーダーがママらしき人と話をして段取りをつけている。程なく、女の子が入ってきた。皆、白いドレスを着ている。リーダーが俺に言う、 「左側から3人は英語喋れる娘です。そこから選ぶと良いですよ」 ま、人生の岐路ってやつですか。筆談小姐を貫くなら彼の言葉に耳を貸す必要はないよね。しかも、英語喋れるとか言われても、俺自身が英語全然駄目だしね。 人生の選択を迫られながら、上海2日目の夜はまだ宵の口 |
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